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自宅に遺骨の一部を置く

自宅に遺骨の一部を置く手元供養について説明するページです。


●遺骨は「命のかけら」



遺骨は、この世に唯一残された故人の「命のかけら」といえます。
この「命のかけら」を手元に置くことで故人を身近に感じたり、心の中で語りかけたりするのが、手元供養です。

故人の在りし日を思い出したり、心の中で語りかけたりすること自体が供養になるでしょう。
お花やお香をお供えしたり、お好きだった音楽を流したり、あるいはご遺族の会食の場に席を用意されたり、故人の気持ちを慮りながらいろいろ工夫することができます。

手元供養によって心が落ち着き、生きる力になるとも言われます。






●法律上の手続きは不要



手元供養として自宅に遺骨の一部を置くことは、「分骨」の一種に当たります。

分骨とは本来、遺骨を複数のお墓に納める(埋葬する)ことを指し、その場合には埋葬されている遺骨が誰のものかを明らかにするため、分骨証明書など法律上の手続きが必要になります。

しかし、自宅などに少量の遺骨を故人の形見として保管する手元供養の場合は、埋葬には当たらないので、分骨証明書など法律上の手続きは必要ありません。

自宅に保管する遺骨は、小さな骨壺に入れて仏壇に置いたり、思い出の写真と並べたり、オブジェやアクセサリーに加工して形見にしたり、いろいろな取り扱い方があります。